総合・専門農協
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 06:33 UTC 版)
個別の農協(単位農協)には、総合農協(信用事業を含む、複数の事業を行っている農協)のほか、専門農協(信用事業を行わず(一部は信用事業を行う組合もある)、畜産、酪農、園芸といった特定の生産物の販売・購買事業のみを行う農協)もある。2020年度末において、総合農協数は598、専門農協数は1023となっている。 農地の集約、高齢化や後継者不足等による農家戸数の減少により、農業者である正組合員は減少している。離農後も、農協の事業を継続して利用したい者の増加や員外利用者対策による加入推進対策等により、非農業者である准組合員が増加している。そのため、平成21事業年度以降、准組合員数が正組合員数を上回る状況になっている。 平成30年度(農林水産省の総合農協一斉調査)においては、正組合員数約424.8万人に対し、准組合員数約624万人である。
※この「総合・専門農協」の解説は、「農業協同組合」の解説の一部です。
「総合・専門農協」を含む「農業協同組合」の記事については、「農業協同組合」の概要を参照ください。
- 総合専門農協のページへのリンク