細胞性粘菌におけるPCD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 04:00 UTC 版)
「プログラム細胞死」の記事における「細胞性粘菌におけるPCD」の解説
細胞性粘菌(原生生物)のDictyostelium discoideum(英語版) は、はじめはバクテリアを捕食する単細胞アメーバ状だが、餌が少なくなると合体してナメクジ状の偽変形体になる。これはさらに茎を形成しその上に子実体を形成して胞子を作る。茎は一種のPCDを経て死んだ細胞からなるが、このPCDはオートファジー性細胞死の性質(小胞の形成、クロマチンの凝縮)を有する。ただしDNAの断片化は起こらない。これは植物のPCDに似ている。
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