筋緊張低下‐運動亢進症候群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 19:48 UTC 版)
「錐体外路症状」の記事における「筋緊張低下‐運動亢進症候群」の解説
筋緊張低下‐運動亢進症候群は、主に視床とも関連する新線条体(尾状核、被殻)の障害で、筋緊張は低下し、多動状態が見られる。例として、舞踏病、アテトーゼ、バリスムス、ミオクローヌス、ジスキネジア等がある。疾患としては、リウマチ性舞踏病(小舞踏病)、ハンチントン舞踏病、脳性麻痺、脳血管障害等がある。また、クロルプロマジン、ハロペリドール、アモキサピンといった抗精神病薬等の副作用としてみられる錐体外路症状は、ほとんどがこちらを指す。
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