等価の概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 07:06 UTC 版)
非市場経済においては、等価は市場メカニズムでなく慣習、または法によって決められると論じた。そこで多様な財は、代替的等価物の比率に基づいて置き換えられる。利得、利潤、賃金、レント、その他収入と呼ばれるものは、非市場経済において等価に含まれていたとし、この等価性が公正価格制度の基礎であるとした。近代的な等価の概念との相違点として、私益のための利用を含まないこと、及び等価を維持する公正さを挙げる。
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