笹野新五郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 08:29 UTC 版)
秋山大治郎の門人。表向きは六百石の旗本・笹野忠左衛門の長男だが、実は生島次郎太夫の息子。本人はその事実を知らないが、父と後添いの義母の間に弟が生まれてから自分が父・忠左衛門や亡くなった母の実の子ではないと気付き、師であった朝倉平大夫も殺されて荒れていた頃に世話になった女中・おたかの仇を討たんと大治郎の道場に入門したが、剣術の奥深さを知り復讐心から解き放たれる。だが、この弟子入りで亡師を殺害した犯人に目を付けられて命を狙われると言う顛末があった(新五郎自身、師の仇を討つと明言してはいた)。思わぬ事から師の仇を果たした新五郎は実家を出て小川宗哲宅に下宿を始める。
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