第26回アジア野球選手権大会日本代表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/23 00:10 UTC 版)
第26回アジア野球選手権大会日本代表(だい26かいアジアやきゅうせんしゅけんたいかいにっぽんだいひょう)は、2012年11月28日から12月2日まで台湾・台中市で行われた第26回アジア野球選手権大会に出場した野球日本代表チームである。
概要
前回大会代表は投手を学生から、野手を社会人から選出したが、今大会はそのような区分けはなく、8月2日に始まった第1次代表候補合宿、10月3日からの第2次代表候補合宿を経て24選手が選出された。うち大学生は3選手。
大会は参加6チームによる総当たりリーグ戦で行われ、日本チームは5戦全勝、うち4試合は完封勝利を挙げ、大会史上初となる5連覇を達成した。
代表メンバー
No.は背番号。所属は選出当時。備考は大会での記録・タイトル、その後のNPB経歴。
| 位置 | No. | 氏名 | 所属 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 団長 | 岩井美樹 | 国際武道大学監督 | ||
| 副団長 | 坂口雅久 | 元立教大学監督 | ||
| 監督 | 30 | 小島啓民 | 長崎県庁 | 三菱重工長崎からの出向 |
| コーチ | 33 | 堀井哲也 | JR東日本監督 | |
| 35 | 善波達也 | 明治大学監督 | ||
| 36 | 中島彰一 | 元住友金属鹿島監督 | ||
| スタッフ | 篠原正道 | 日本野球連盟 | マネージャー | |
| 草場昭宏 | トヨタ自動車 | トレーナー | ||
| 丸山哲 | スポーツプログラムス | トレーナー | ||
| 尾崎俊彦 | ミズノ | 用具担当 | ||
| 投手 | 14 | 新垣勇人 | 東芝 | 日本ハム(2013 - 2018) |
| 15 | 秋吉亮 | パナソニック | 最高勝率(1.000)、ヤクルト(2014 - 2018)→日本ハム(2019 - ) | |
| 16 | 吉永健太朗 | 早稲田大学 | ||
| 17 | 片山純一 | JR東日本 | 最優秀選手賞 | |
| 18 | 大瀬良大地 | 九州共立大学 | 広島(2014 - ) | |
| 19 | 大城基志 | JX-ENEOS | ||
| 20 | 濱野雅慎 | JR九州 | ||
| 21 | 吉田一将 | JR東日本 | オリックス(2014 - ) | |
| 捕手 | 12 | 石川修平 | JR東日本 | |
| 27 | 中野滋樹 | JR九州 | ||
| 28 | 二葉祐貴 | トヨタ自動車 | ||
| 一塁手 | 5 | 井上晴哉 | 日本生命 | ロッテ(2014 - ) |
| 25 | 山川穂高 | 富士大学 | 西武(2014 - ) | |
| 二塁手 | 3 | 山本真也 | 日本生命 | |
| 10 | 吉田潤 | 東芝 | ||
| 三塁手 | 4 | 岩本康平 | NTT東日本 | |
| 6 | 多幡雄一 | Honda | ||
| 遊撃手 | 7 | 田中広輔 | JR東日本 | 最優秀守備選手賞、広島(2014 - ) |
| 8 | 川戸洋平 | Honda | ||
| 外野手 | 2 | 堀越匠 | 新日鐵住金鹿島 | 首位打者(.455)、最多打点(7) |
| 9 | 井領雅貴 | JX-ENEOS | 中日(2015 - 2021 ) | |
| 13 | 藤島琢哉 | JR九州 | ||
| 26 | 林稔幸 | 富士重工業 | ||
| 29 | 松本晃 | JR東日本 |
合宿参加選手
第1次、第2次合宿に参加した代表メンバー以外の選手は以下のとおり。所属は代表候補選出当時。備考の◎は第1次・第2次ともに招集された選手、★は第2次のみ招集された選手。
| 位置 | 氏名 | 所属 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 投手 | 岡大海 | 明治大学 | |
| 東明大貴 | 富士重工業 | ||
| 鹿沼圭佑 | JFE東日本 | ||
| 浦野博司 | セガサミー | ||
| 井納翔一 | NTT東日本 | ◎ | |
| 三上朋也 | JX-ENEOS | ||
| 宇田川雄一郎 | 三菱自動車岡崎 | ◎ | |
| 髙橋朋己 | 西濃運輸 | ||
| 松永昂大 | 大阪ガス | ||
| 吉原正平 | 日本生命 | ||
| 九里亜蓮 | 亜細亜大学 | ★ | |
| 野村健太 | 日本通運 | ★ | |
| 山中浩史 | Honda熊本 | ★ | |
| 捕手 | 梅野隆太郎 | 福岡大学 | |
| 一塁手 | 石岡諒太 | JR東日本 | |
| 服部政樹 | 東芝 | ◎ | |
| 二塁手 | 中村奨吾 | 早稲田大学 | |
| 三塁手 | 宮﨑敏郎 | セガサミー | ◎ |
| 遊撃手 | 野中祐也 | 国際武道大学 | |
| 宮崎雅史 | 三菱重工神戸 | ◎ | |
| 外野手 | 髙山俊 | 明治大学 | |
| 北道貢 | NTT東日本 | ||
| 越前一樹 | NTT東日本 | ||
| 大河原正人 | 東芝 | ||
| 長谷川雄一 | ヤマハ | ||
| 田中宗一郎 | パナソニック | ◎ |
試合結果
- 第1戦(11月28日) 日本 2-1 チャイニーズ・タイペイ
- 第2戦(11月29日) 日本 13-0 パキスタン (7回コールド)
- 第3戦(11月30日) 日本 1-0 フィリピン (7回降雨コールド)
- 第4戦(12月1日) 日本 4-0 韓国
- 第5戦(12月2日) 日本 10-1 中国
- 5戦全勝で優勝
出典
- JABAニュース2012年9号、10号
- 週刊ベースボール2012年12月10日号
関連項目
- 第26回アジア野球選手権大会日本代表のページへのリンク