第十一番札所・摂取山正覚寺(せっしゅざん しょうがくじ)
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「京都洛西観音霊場」の記事における「第十一番札所・摂取山正覚寺(せっしゅざん しょうがくじ)」の解説
大山崎町下植野宮脇に所在の西山浄土宗の寺院。寺院本尊は阿弥陀如来、札所本尊はその向かって右側の厨子に安置された千手観音である。この千手観音は、かつて淀川べりに建立した帰海印寺の塔頭・千手院の宝物であったと伝えられる。ちなみにこの帰海印寺は、鹿ケ谷の陰謀で流罪になった平康頼が赦免された後、かつての同志の菩提を弔うために建立したものである。また厨子は、天明の大火の犠牲者を弔うためにお縫という女性がこの千手観音とともに寄進したものと伝えられる。
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