第一余弦定理の証明とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 第一余弦定理の証明の意味・解説 

第一余弦定理の証明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 10:45 UTC 版)

余弦定理」の記事における「第一余弦定理の証明」の解説

辺 b の対角が直角 β= π/2 であるとき cos β = 0 となり cos β を含む第一余弦定理は a = b cos γ c = b cos α のようになる。辺 b は直角三角形斜辺であるため、これは余弦関数の定義そのものである。 以下、β と γ は直角ではないとする。すなわち cos β と cos γ は 0 ではないとする正弦定理によれば a sin ⁡ α = b sin ⁡ β = c sin ⁡ γ {\displaystyle {a \over \sin \alpha }={b \over \sin \beta }={c \over \sin \gamma }} であり、加比の理から a sin ⁡ α = b sin ⁡ β = c sin ⁡ γ = b cos ⁡ γ + c cos ⁡ β sin ⁡ β cos ⁡ γ + sin ⁡ γ cos ⁡ β {\displaystyle {a \over \sin \alpha }={b \over \sin \beta }={c \over \sin \gamma }={b\cos \gamma +c\cos \beta \over \sin \beta \cos \gamma +\sin \gamma \cos \beta }} さらに三角関数加法定理から = b cos ⁡ γ + c cos ⁡ β sin ⁡ ( β + γ ) = b cos ⁡ γ + c cos ⁡ β sin ⁡ ( π − α ) = b cos ⁡ γ + c cos ⁡ β sin ⁡ α {\displaystyle ={b\cos \gamma +c\cos \beta \over \sin(\beta +\gamma )}={b\cos \gamma +c\cos \beta \over \sin(\pi -\alpha )}={b\cos \gamma +c\cos \beta \over \sin \alpha }} よって、最初の式と最後の式より a = b cos ⁡ γ + c cos ⁡ β {\displaystyle a=b\cos \gamma +c\cos \beta } となる。 正弦定理では外接円の半径との関係もあるがその部分除けば、この証明から逆に第一余弦定理仮定して正弦定理を示すこともできる

※この「第一余弦定理の証明」の解説は、「余弦定理」の解説の一部です。
「第一余弦定理の証明」を含む「余弦定理」の記事については、「余弦定理」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「第一余弦定理の証明」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第一余弦定理の証明」の関連用語

第一余弦定理の証明のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第一余弦定理の証明のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの余弦定理 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS