稲荷塚遺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/28 22:14 UTC 版)
稲荷塚遺跡(いなりづかいせき)は、杵ガ森古墳付近に所在する古墳時代前期の遺跡。 1990-1991年(平成2-3年)に行われた調査で、竪穴式住居跡15軒、掘立柱建物跡3棟、方形周溝墓10基等が発見された。これらの位置づけとして、建物群が古墳時代前期初頭に集落として機能したのち、その跡地上に杵ガ森古墳が築かれ、さらにその周囲に杵ガ森古墳ゆかりの人物の方形周溝墓が営まれたと見られている。 2017年(平成29年)にはさらに方形周溝墓13基が発見されており、周溝墓は計23基を数え福島県内では最大級の周溝墓群になるとされる。
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