種子島久照とは? わかりやすく解説

種子島久照

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 07:39 UTC 版)

種子島 久照(たねがしま ひさてる、宝暦10年8月21日1760年9月29日[1] - 文化11年12月10日1815年1月19日[2])は、薩摩藩(鹿児島藩)家臣、種子島氏第22代当主。幼名は鶴袈裟、通称は弾正、佐渡。初名は庸時、久柄。

略歴

宝暦10年(1760年)種子島久芳の子として生まれる。明和6年(1769年)元服。

寛政元年(1789年)初めて種子島を訪れる[3]

安永9年(1780年犬追物の射手を務める。天明8年(1786年)父の隠居により家督相続し、種子島島主となる。藩主島津重豪より「久」の字を賜る。文化11年(1814年)死去。享年55。

系譜

  • 父:種子島久芳
  • 母:於千 - 新納久門の娘
  • 正室:島津久濃の娘
  • 子女
    • 男子:種子島久道
    • 女子:邑 - 伊勢隼之助の室、後に市田義宜の室
    • 女子:左登 - 宮之原甚五兵衛の室、後に北条時昭の室

脚注

  1. ^ 『種子島家譜 第2巻』熊毛文学会、1962年、p.334。
  2. ^ 『種子島家譜 第3巻』熊毛文学会、1962年、p.503。
  3. ^ 佐藤宏之 著 中塚武 監修「文化期の自然災害と地域社会」『気候変動から読み直す日本史6 近世の列島を俯瞰する』p72 2020年11月30日 臨川書店 全国書誌番号:23471480

参考文献





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