移植片対宿主病

デジタル大辞泉

いしょくへんたいしゅくしゅ‐びょう〔‐ビヤウ〕【移植片対宿主病】

読み方：いしょくへんたいしゅくしゅびょう

⇒ジー‐ブイ‐エッチ‐ディー（GVHD）

血液用語辞典

GVHD（移植片対宿主病） ( graft-versus-host disease )

骨髄移植などでHLA(ヒト白血球抗原)の一致しない患者さんとドナー間で移植が行われた場合、しばしば起こる拒絶反応による病変のこと。からだが新しく移植された細胞や組織を外的とみなして攻撃し、重篤な（じゅうとく＝重い）障害を引き起こします。また、輸血によるGVHDもあり、予後のよくない悪性腫瘍の患者さん、感染症や臓器不全の悪化した患者さんなどへの輸血時には警戒が必要です。

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移植片対宿主病

【仮名】いしょくへんたいしゅくしゅびょう
【原文】graft-versus-host disease

gvhd。移植された幹細胞が患者の組織に対して起こす反応。「gvhd」とも呼ばれる。

ウィキペディア

移植片対宿主病

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/28 04:57 UTC 版)

移植片対宿主病（いしょくへんたいしゅくしゅびょう、graft versus host disease; GVHD）とは臓器移植に伴う合併症のひとつ。