石谷行とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 石谷行の意味・解説 

石谷行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 13:19 UTC 版)

石谷 行(いしたに すすむ、1931年昭和6年)11月30日 - 2002年6月20日)は日本の教育学者平和運動家。良心的軍事費拒否の会代表。

略歴

東京生まれ。13歳のときに長崎で被爆する。水戸第一高校在学中、米国クエーカー教徒で数学教師ニール・ハートマンの戦争拒否体験談を聴いて、クエーカー主義のキリスト教に入信、日本キリスト友会に加入する。茨城大学教育学部を卒業し、国際基督教大学大学院修士課程修了。明星大学講師の頃に、非暴力行動準備会に入り、ミニコミ誌『非暴力』を発行する。また、明星大学の学生闘争を支持して非常勤講師を解雇される。その後、「ジャテックの脱走兵支援活動」にも参加し、1969年(昭和44年)に法政大学助教授、のち教授。1974年(昭和49年)に牧師大野道夫らと、税金の中の防衛費分を払わないという“良心的軍事費拒否の会”を結成、法政平和大学の世話人も務めた。2002年定年、名誉教授。墓所は多磨霊園

共訳

  • L・S・アプシー『平和を造り出す力-非暴力行動の現代的意義』林好人共訳(新教出版社、1984)
  • マイケル・ランドル『市民的抵抗-非暴力行動の歴史・理論・展望』田口江司,寺島俊穂共訳(新教出版社、2003)

参考




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「石谷行」の関連用語

石谷行のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



石谷行のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの石谷行 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS