知育・徳育の基礎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 02:19 UTC 版)
トクヨは体育の目的を身体の健康の維持・増進とし、知育・徳育の基礎であると考えた。当時の日本は「優良国民養成」の観点から知育・徳育ともに失敗しており、体育はより悲惨な状況であるとトクヨは認識し、まず第一に体育を充実させることで自然と徳育が高まり、知育も発展すると主張した。これは先進国の事例をいくらでも挙げて立証できるとトクヨは述べた。 言い換えれば「体育を通した全人教育」であり、女子体育に限定すれば「女性らしい健康な心と体づくり」である。体育を全人教育と捉えたのは、トクヨと対立した永井道明も同じである。
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