真剣での技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 18:27 UTC 版)
真剣を用いた相討ち技として、敵の面斬りを避けるでも防ぐでもなく、同時面斬りで対応することで、互いの斬撃を相殺し、わずかに押し切ることで微妙に相手の斬撃をずらす「合撃(がっしうち)」という技が新陰流兵法の雷相刀の中にあり、相討ちに持ち込むことで活路を見い出すという高度なものである。一歩間違えれば危険な技であるが、これは真剣での勝負では、避けるか防ぐかなどと判断している瞬時にやられかねない為、攻防一体の技として相討ちを技にしたものである。理屈としては、黙って何もせず、斬られるくらいなら刀を振り下ろせというものであるが、極めれば、避ける必要もなくなる。
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