盗賊・阿媽港甚内の告白
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 11:47 UTC 版)
2年前の夜、自分は虚無僧に扮して京都の街中を歩き、盗みに入れそうな商家を探っていた。ちょうど廻船問屋・北条屋弥三右衛門の屋敷を見つけ、「仕事」をするつもりで忍び込んだところ、茶室の方から主人夫婦のすすり泣く声がする。話の内容では、どうやら商売が立ち行かなくなって悩んでいるらしい。自分は「過去の恩返し」をする機会を得たと思い、正体を明かした上で主人夫婦に「数日で6千貫の金を用意する」と約束した。
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