百済王安宗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 17:12 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動百済王 安宗(くだらのこにきし あんそう)は、平安時代初期の貴族。宮内大輔・百済王慈敬の孫で、従五位下・百済王仙助の子とする系図がある。官位は従五位上・安芸守。
経歴
文徳朝において仁寿3年(853年)安芸介、天安2年(858年)正月に安芸守と安芸国司を歴任し、この間の斉衡3年(856年)従五位上に叙せられている。天安2年(858年)4月11日に赴任先の安芸国にて卒去。最終官位は安芸守従五位上。
官歴
『六国史』による。
- 時期不詳:正六位上
- 承和14年(847年) 正月7日:従五位下
- 仁寿3年(853年) 正月16日:安芸介
- 斉衡3年(856年) 正月7日:従五位上
- 天安2年(858年) 正月16日:安芸守。4月11日:卒去(安芸守従五位上)
参考文献
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