白熱ガス灯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:51 UTC 版)
白熱ガス灯は燭光を強めるためガスマントルを利用したガス灯である。1886年(明治19年)、オーストリアの化学者のカール・ヴェルスバッハ(Carl Auer von Welsbach)が、麻や木綿などの網袋にトリウムやセリウムといった金属化合物を含浸させたガスマントルを発明した。ガスマントルを炎に被せて高温にすることで、その熱輻射を使用して明るくするもので従来のガス灯の約5倍の明るさとなった。 従来の裸火のガス灯と区別する為に白熱ガス灯という。現在見ることのできるガス灯の大半はこの白熱ガス灯である。 マントルのパッケージ マントルを被せた状態 白熱するマントル
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「白熱ガス灯」の例文・使い方・用例・文例
- 白熱ガス灯という照明装置
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