発語内行為としての言語行為
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 22:24 UTC 版)
「言語行為」の記事における「発語内行為としての言語行為」の解説
例えば、P・F・ストローソンとジョン・サールは、「言語行為」という言葉を「発語内行為(英語版、ドイツ語版、イタリア語版)」と同義に使っている。発語内行為とは、ジョン・L・オースティンが『言語と行為』で初めて使った用語である(原著はオースティンの死後、1962年に発行された)。 オースティンの言によれば、「発語内行為」とは「何かを言うことで何かを行う」ことであり、聖職者が結婚式で「私は今、あなたがたを夫婦と宣言する」と言うようなことを指す(オースティンは同書の中でもっと正確な定義をしている)。
※この「発語内行為としての言語行為」の解説は、「言語行為」の解説の一部です。
「発語内行為としての言語行為」を含む「言語行為」の記事については、「言語行為」の概要を参照ください。
- 発語内行為としての言語行為のページへのリンク