田中裕大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 09:59 UTC 版)
獲得メダル | ||
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![]() | ||
柔道 | ||
アジア選手権 | ||
銅 | 2025 バンコク | 73kg級 |
田中 裕大(たなか ゆうだい、2001年12月29日 - )は、千葉県出身の日本の柔道選手。階級は73kg級。身長174cm。血液型B型。組み手は左組み。得意技は内股[1]。
経歴
柔道は5歳の時にかずさ柔道塾で始めた[1]。轟町中学から福岡県の大牟田高校へ進むと、2年の時には全国高校選手権73㎏級の決勝で前橋商業高校2年の石原樹を破って優勝した[1][2]。2020年に国士舘大学へ進学すると、2年の時には全日本ジュニアの決勝で日体大2年の石原樹を破って優勝するも、学生体重別では決勝で東海大学3年の内村秀資に敗れて2位だった[1][3][4]。グランプリ・アルマダでは初戦で敗れた[1]。3年の時には講道館杯で3位になった[5]。4年の時には学生体重別の決勝で筑波大学1年の田中龍雅を破って優勝した[4]。2024年にパーク24の所属となると、体重別と講道館杯で3位になった[5][6]。2025年の体重別では決勝で国士舘大学3年の竹市裕亮に反則勝ちして、シニアの全国大会初優勝を飾った[6][7]。なお、世界選手権の団体戦メンバーに選ばれた[8]。続くアジア選手権では準々決勝でタジキスタンのオビド・ジェボフに有効で敗れるも、その後の敗者復活戦を勝ち上がって3位になった[9]。団体戦では決勝のウズベキスタン戦で有効勝ちするなどして、チームの優勝に貢献した[10][11]。
戦績
- 2019年 - 全国高校選手権 優勝
- 2021年 - 学生体重別 2位
- 2021年 - 体重別団体 3位
- 2021年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2022年 - 講道館杯 3位
- 2023年 - 学生体重別
- 2023年 - 体重別団体 3位
- 2024年 - 体重別 3位
- 2024年 - 講道館杯 3位
- 2025年 - 体重別 優勝
- 2025年 - アジア選手権 個人戦 3位 団体戦 優勝
(出典[1])
脚注
- ^ a b c d e f 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
- ^ 全国高等学校柔道選手権大会
- ^ 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
- ^ a b 全日本学生柔道体重別選手権大会
- ^ a b 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ a b 全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 阿部詩が初優勝 阿部一は棄権―選抜体重別柔道 時事通信 2025年4月5日
- ^ 阿部一二三・詩、永瀬貴規らが順当に選出 世界選手権代表22人発表【柔道】 TBS 2025年4月6日
- ^ 渕田萌生ら女子3階級で優勝 アジア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2025年4月27日
- ^ 日本が混合団体で優勝 アジア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2025年4月28日
- ^ Asian Senior Championships Mixed Teams 2025
外部リンク
- 田中裕大 - JudoInside.com のプロフィール
- 田中裕大のページへのリンク