ようとへんこう(用途変更)
用途変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/12 10:12 UTC 版)
用途変更(ようとへんこう)は、使用者が使用する対象物を当初の用途から他の用途へと変更することである。
注釈
- ^ 品種は多くの場合、然るべき組織や機関が品種の個体登録管理を行っている。たとえばウマの場合、遺伝的に両親とも完全に正統なサラブレッド種であっても、人工授精によって誕生したものなど、登録できない個体は「サラブレッド」ではない。
- ^ 農林水産省統計の分類による。ただしこれは主に品種に基づく分類であり、必ずしも実際の用途とは一致しない。
- ^ ばんえい競走では競走馬であり、使役動物(輓獣)ではない。
- ^ 毎年の生産頭数は約1000頭だが実際に競走用となるのはそのうち約2割である。
- ^ 品種や時代により様々に異なる。
- ^ 競馬法は、競馬に出走させるために各団体への登録を義務付けている。(14条及び22条)
- ^ ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(旧・日本軽種馬登録協会)は、軽種馬の血統の登録は行っているが、用途の登録は行っていない
- ^ 単に行政上の扱いというだけである。たとえば競走年齢に達していないサラブレッドの子馬に危害が加えられた場合の判例では、子馬は競走馬として被害額の算定が行われている。
- ^ 競走馬として登録されると馬名が登録されるため、競走馬の生産頭数と馬名申請件数の比較から、競走馬として生産されたが「競走馬」にならなかった頭数が推計できる。
- ^ 競走馬から乗用馬へ用途変更が行われたのは、登録抹消された馬のうち約20%である(JRAと地方競馬の合計)。
- ^ 平成16年の統計(出典を参照)では、約1万9000頭のウマが食肉用に屠殺された。同年に肥育用に輸入されたものが約5000頭。農用馬の生産頭数は約4000~3000頭で推移。約750頭が繁殖用となっている。(つまり、約2350頭が繁殖用になっていない。)競走用馬の生産頭数はその数年前から9000~8000頭で推移している。平成16年に競走用から用途変更になった馬は約14000頭で、うち約3000頭が乗用。(つまり、残りの約11000頭は乗用以外の何かの用途についたことになる。)「競走馬の文化誌」(参考文献参照)では、一年に生産される軽種馬12000頭のうち8000頭は肉用に処分されていると推計している。
出典
- ^ 建築基準法第87条
- ^ 「用途変更」不動産用語大辞典 - weblio
- ^ 「耕作放棄地を山林へ用途変更して国庫補助を受けようとする県」 - 公会計の動向
- ^ [1] - 静岡県川根本町の規定の実例。
- ^ 農林水産省・牛及び豚のうち純粋種の繁殖用のもの並びに無税を適用する馬の証明書の発給等に関する事務取扱要領
- ^ a b 家畜及び鶏の改良増殖をめぐる情勢(農林水産省)[2]
- ^ a b 『馬産地80話 日高から見た日本競馬』p166,宮崎徹,北海道大学出版会,2005,ISBN 4-8329-3371-X
- ^ 日本中央競馬会「 中央競馬の馬主活動(日本語版) (PDF) 」(P.25) 2012年9月30日閲覧
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