生体電位とは? わかりやすく解説

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せいたい‐でんい〔‐デンヰ〕【生体電位】

読み方:せいたいでんい

活動電位


生体電位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/28 06:54 UTC 版)

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生体電位(せいたいでんい)とは生体信号の一種で動物植物の生命活動に伴って生じる電位

概要

菌類単細胞生物も含めてあらゆる生物の活動で生体電位が生じるとされる。従来は据え置き式の装置でなければ生体電位の計測、取得は困難で用途は研究や医療診断関係に限られていたが、近年ではBITalinoのように測定装置の小型軽量化により応用範囲が広がり、ウェアラブルコンピュータにセンサが接続されて生体信号の取得、蓄積、分析が行われ、多様なアプリケーションが開発され、高齢者、障害者の自立支援等、適用範囲が拡大しつつある[1][2]

計測項目

心電図

拍動に伴う微小電流。

脳波

の活動に伴う微小電流。

筋電図

筋肉の活動に伴う微小電流。

皮膚電位

皮膚に生じる微小電流。

用途

  • 診断
  • 健康管理
  • フィットネス
  • リハビリ
  • 介護ケア
  • 健康維持

測定装置

脚注

  1. ^ 佐藤帆紡, 川畑共良, 田中文英 ほか、ロボットスーツHALによる移乗介助動作の支援」『日本機械学会論文集 C編』 76巻 762号 2010年 p.227-235, doi:10.1299/kikaic.76.227, 日本機械学会
  2. ^ 新宮正弘, 江口清, 山海嘉之, 「バイオフィードバックを用いたポリオ経験者の筋神経系制御能力の改善とロボットスーツHALによる麻痺肢動作支援(機械力学,計測,自動制御)」『日本機械学会論文集 C編』 76巻 772号 2010年 p.3630-3639, doi:10.1299/kikaic.76.3630, 日本機械学会

参考文献

関連項目

外部リンク



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