瑠璃光院とは? わかりやすく解説

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瑠璃光院

読み方:ルリコウイン(rurikouin)

宗派 天台宗

所在 岩手県西磐井郡平泉町

本尊 阿弥陀如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

瑠璃光院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 16:50 UTC 版)

瑠璃光院
書院2階からの眺め
所在地 京都市左京区上高野東山55
位置 北緯35度03分48.3秒 東経135度48分31.0秒 / 北緯35.063417度 東経135.808611度 / 35.063417; 135.808611座標: 北緯35度03分48.3秒 東経135度48分31.0秒 / 北緯35.063417度 東経135.808611度 / 35.063417; 135.808611
院号 瑠璃光院
宗旨 浄土真宗
本尊 阿弥陀如来
正式名 光明寺京都本院瑠璃光院[1]
公式サイト 八瀬 瑠璃光院公式サイト
瑠璃光院
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新緑時期の書院2階。新緑が写経机に映る。
秋の書院2階。紅葉が写経机に映る。

瑠璃光院(るりこういん)は、京都市左京区上高野にある寺院。岐阜市に本坊を置く「浄土真宗無量寿山光明寺」の支院で、本尊阿弥陀如来。 もともと別荘として造営されたもので、1万2000坪の敷地[2]に数寄屋造りの建物と日本庭園を有する。通常は非公開であるが、春と秋に公開している(2017年時点)[3]。書院2階の机の天板に庭のカエデが映り込む光景で知られている[3]

建物と庭園

もともとこの土地は、明治から大正期の実業家(京都電燈などの創業者)で政治家としても活躍した田中源太郎(1853年 - 1922年)が所有していた[4][5]。田中が当地に構えた庵に三条実美明治政府太政大臣)が「喜鶴亭」という命名をおこなった[4][2]

田中の死後、この土地は京都電燈重役の個人別荘となった[4]。現在みられる建物と庭園は、大正末期から昭和にかけて造営されたものである[4][5]数寄屋造りの建物は中村外二が手掛け、自然を借景とした庭園は佐野藤右衛門一統によるものとされる[2]

京都電燈は、現在の叡山電鉄叡山本線叡山ケーブルを開設し、これらの鉄道・軌道事業は1942年設立の京福電気鉄道に引き継がれた。別荘も京福電気鉄道の所有となり[4]、高級料理旅館「喜鶴亭」として営業していた[4][6]

料理旅館が廃業することとなり、光明寺が買収[4]。本堂を設置し、光明寺より寺宝を移して[5]、2005年に寺院に改められた[4]。「喜鶴亭」の名は茶室に受け継がれている[2][4]

アクセス

八瀬地区の入り口(南端)に近い高野川左岸、八瀬比叡山口駅から見て対岸に位置する。ウェブサイトでは「八瀬 瑠璃光院」などの表記が用いられているが、住所の上では上高野地区に属する。

脚注

出典

  1. ^ 布教活動”. 無量寿山光明寺. 2018年4月13日閲覧。
  2. ^ a b c d 由緒”. 瑠璃光院. 2018年4月13日閲覧。
  3. ^ a b “インスタに…この紅葉、4時間待ち 京都・瑠璃光院”. 朝日新聞. (2017年11月20日). https://www.asahi.com/articles/ASKCN46PSKCNPQIP008.html 2018年4月13日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g h i 吉村晋弥 (2013年5月15日). “緑の瑠璃光院 見納めのお庭へ”. 京都旅屋. 2018年4月13日閲覧。
  5. ^ a b c 洛北の名勝地に京都本坊瑠璃光院”. 東京国際仏教塾 (2006年9月11日). 2018年4月13日閲覧。
  6. ^ 八瀬の別荘”. 都のかほり 京都・奈良. TBS (2003年2月25日). 2018年4月13日閲覧。

外部リンク



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