珍瓏における捨て石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 03:56 UTC 版)
名人因碩こと井上道節因碩が著した『囲碁発陽論』(1713年)の香餌懸魚勢(こうじけんぎょのせい)は15子捨てから始めて計72子を捨てる全局詰碁(珍瓏)である。それを改良したのが赤星因徹で、その著の『玄覧』(1846年)の垂棘屈産失国之形(すいきょくくっさんしっこくのかた)は、16子捨ての場所で一眼しかできず、他の抜き跡ではことごとく眼がつくれない形で、計84子を打ち上げたにもかかわらず全滅するという全局詰碁である。石の下も参照。
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