猿喰山とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 猿喰山の意味・解説 

猿喰山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/23 10:22 UTC 版)

猿喰山
標高 796.0 m
所在地 日本 広島県山県郡北広島町
位置
北緯34度39分10.0秒 東経132度29分25.0秒 / 北緯34.652778度 東経132.490278度 / 34.652778; 132.490278座標: 北緯34度39分10.0秒 東経132度29分25.0秒 / 北緯34.652778度 東経132.490278度 / 34.652778; 132.490278
プロジェクト 山
テンプレートを表示

猿喰山(さるばみやま)は、広島県山県郡北広島町にある山。標高796メートル[1]

地元では「さるまみやま」とも呼んでいる[2]。山頂には南北朝時代山城[2]、山県為継・壬生道忠らの本拠である猿喰城(さるばみじょう)が築かれていた[3]1350年観応元年)に観応の擾乱が起きると、為継・道忠は毛利親衡に呼応して挙兵したが、安芸国守護の武田氏信によって攻略された[3]

1943年昭和18年)3月26日に猿喰城跡が県の史跡に指定されたが[3]地上デジタル放送の安芸千代田中継局が置かれるなどした結果[4]2019年令和元年)現在では山頂にはアンテナが並んでおり遺構などは存在しない[2]

西側には野々志山や城山、南側には滝脇山や海見山があり、江の川水系の冠川が流れる東側の谷筋には国道261号中国自動車道が走る。

脚注

  1. ^ 地理院地図に基づく。
  2. ^ a b c “ちゅうごく山歩き 猿喰山=広島県北広島町”. 中国新聞デジタル. (2019年7月12日). https://www.chugoku-np.co.jp/blog/article/article.php?comment_id=8190&comment_sub_id=0&category_id=206 2019年12月3日閲覧。 
  3. ^ a b c 広島県教育委員会. “広島県の文化財 - 寺原・与谷・猿喰城跡”. ホットライン教育ひろしま. 2019年12月3日閲覧。
  4. ^ 安芸千代田中継局 エリア図 (申請による)” (PDF). 総務省 中国総合通信局 (2008年6月16日). 2019年11月30日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  猿喰山のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「猿喰山」の関連用語

猿喰山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



猿喰山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの猿喰山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS