犼の登場する作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 04:28 UTC 版)
神仏の乗り物であると考えられた点から、その性質をもった犼が描かれることが多い。主に観世音菩薩がこれに乗るとされており、物語に登場する際も観音と関連する存在が乗っていたりする。 『西遊記』 観音菩薩の乗る金毛犼(金毛吼)が化けた賽太歳として登場している(第71回)。中野美代子は犼(こう)について「犬の一種」と注記している。版本の挿絵などで犼のときのすがたは、唐獅子のようなかたちで描かれており、四本の脚の下には蓮の花を踏まえている。 『封神演義』 金毛犼が正体である截教の仙人・金光仙が登場する。最後は慈航道人の乗り物となる。
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