犬飼裕一とは? わかりやすく解説

犬飼裕一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/08 01:22 UTC 版)

犬飼 裕一(いぬかい ゆういち、1968年[1] - )は、日本の社会学者歴史社会学者日本大学教授。元北海学園大学教授。愛知県北名古屋市出身。マックス・ウェーバーゲオルク・ジンメル和辻哲郎の研究に出発し、歴史社会学、社会学理論、日本人論日本文化論に研究領域を拡大する[1]自己言及性をキーワードにデカルトカント以来の哲学や社会思想、そして社会学理論の問題点を突いた著書『方法論的個人主義の行方』を刊行。近年は「社会」をめぐる語りの問題に注目して、社会修辞学の構想に注力している。

また哲学者カール・ポパーの三世界論から着想を得て「世界3としての社会」という問題に取り組んでいる。特に、人工知能(AI)が社会に与える影響についてこの視角からアプローチすることを続けている。

学歴

職歴

  • 1997年 中京大学教養部非常勤講師
  • 2003年 北海学園大学経済学部助教授
  • 2007年 北海学園大学経済学部准教授
  • 2009年 北海学園大学経済学部教授
  • 2017年 日本大学文理学部社会学科教授

受賞歴

  • 『マックス・ウェーバーにおける歴史科学の展開』で、2008年度日本社会学史学会奨励賞を受賞[1]

著書

論文

脚注

  1. ^ a b c 犬飼裕一”. www.keisoshobo.co.jp. 勁草書房. 2022年8月20日閲覧。
  2. ^ 「マックス・ウェーバーにおける歴史科学の展開」 博士論文 甲第1325号, 1999年 早稲田大学, NAID 500000173604






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「犬飼裕一」の関連用語

犬飼裕一のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



犬飼裕一のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの犬飼裕一 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS