焼山_(札幌市南区)とは? わかりやすく解説

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焼山 (札幌市南区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/19 09:07 UTC 版)

焼山(豊平山)
豊栄山(左)、豊見山(中央)、豊平山 / 焼山(右)
八剣山より望む
標高 662.5 m
所在地 北海道札幌市南区藤野
位置 北緯42度56分15.4秒 東経141度16分21.4秒 / 北緯42.937611度 東経141.272611度 / 42.937611; 141.272611座標: 北緯42度56分15.4秒 東経141度16分21.4秒 / 北緯42.937611度 東経141.272611度 / 42.937611; 141.272611
プロジェクト 山
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焼山(やけやま)は北海道札幌市南区の藤野と簾舞の境界上にある山。標高662.5メートル[1]。簾舞川の東にそびえる正三角錐の独立峰である[2]

山名の由来は、開拓時代に山火事が多かったことにある。1906年(明治39年)には2000町歩以上、1911年(明治44年)には1500町歩が火災の被害に見舞われ、そのほか小規模な火事は数え切れないほどあったという[3]

登山道は藤野側から野々沢川に沿って砂防ダムを越え、旧採石道路をたどって延びている[4]

藤野三豊山

1951年(昭和26年)ごろ、下藤野青年会は観光開発計画を立て、地域の3つの山々に芳名をつけた。

  • 焼山→豊平山(ほうへいざん)
  • 下藤野山→豊栄山(ほうえいざん)。後にフッズスノーエリアが開かれた。
  • 牧場の山→豊見山(とよみやま)

豊平山と豊見山をロープウェイで結び、一大レジャーランドに仕上げる予定だったが、実現することはなかった。しかし、このとき付けられた山の名前だけは後代に受け継がれている[5]

ギャラリー

脚注

  1. ^ 梅沢 & 菅原 2015, p. 134.
  2. ^ 『札幌の山々』p.38
  3. ^ 『札幌地名考』p.179
  4. ^ 梅沢 & 菅原 2015, pp. 138 - 139.
  5. ^ 梅沢 & 菅原 2015, p. 136.

参考文献

  • 『札幌地名考』さっぽろ文庫1
  • 『札幌の山々』さっぽろ文庫48
  • 梅沢俊、菅原靖彦 『北海道夏山ガイド』 北海道新聞社、2015年9月10日、最新第4版。ISBN 978-4-89453-795-8



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