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徳川家光

(源家光 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 18:42 UTC 版)

徳川 家光(とくがわ いえみつ)は江戸幕府の第3代将軍(在職:1623年 - 1651年)である。乳兄弟に稲葉正勝稲葉正吉稲葉正利がいる。


注釈

  1. ^ 征夷大将軍の辞令(宣旨)「孝亮宿禰日記」
    權大納言源朝臣家光
    右中將藤原朝臣季俊傳宣權大納言藤原朝臣實條宣
    奉 勅件人宜爲征夷大將軍者
    元和九年七月廿七日
    左大史小槻宿禰孝亮奉
    (訓読文)権大納言源朝臣家光(徳川家光) 右中将藤原朝臣季俊(正親町季俊)伝へ宣(の)り、権大納言藤原朝臣実条(三条西実条)宣る、勅(みこのとり)を奉(うけたまは)るに、件人(くだんのひと)宜しく征夷大将軍に為すべし者(てへり) 元和9年(1623年)7月27日 左大史小槻宿禰孝亮(壬生孝亮)奉(うけたまは)る
  2. ^ 家光期に発令された農民統制策であると考えられている慶安御触書も家光期の治績であるとされてきたが、現在ではこれは慶安期の幕令ではなく、元禄期に甲斐国甲府藩の農民教諭書が流布される過程で幕令であったとする伝承が付加されたものであると考えられている。
  3. ^ 家光の死後、日光に参詣した将軍は4人だけであり、2度参詣した家綱以外は1度のみである。また、家綱の最初の参詣は家光在世中である。

出典

  1. ^ 村川浩平「天正・文禄・慶長期、武家叙任と豊臣姓下賜の事例」『駒沢史学』80号 p.118
  2. ^ 通説では、その後徳川家茂の時代までの200年以上にわたって将軍の上洛は行われなかったとされているが、実際には家光存命中に何度か上洛計画があったことが判明している(野村玄『日本近世国家の確立と天皇』清文堂、2006年、P45・296)。
  3. ^ 表章天野文雄『岩波講座 能・狂言I 能楽の歴史』93頁(岩波書店、1987年)
  4. ^ 井澤潤「東照大権現祝詞にみる徳川家光の東照大権現崇拝心理
  5. ^ NHK・NHKプロモーション編集 『江戸開府四〇〇年記念 徳川将軍家展』図録、2003年、p.180に一覧表あり。ただし、画像形式による推定作品3点を含む。また1点のみ、元和9年(1623年)という早い時期に、探幽ではない絵師に描かせた可能性がある画像(徳川記念財団蔵)も存在する。
  6. ^ 井澤潤「御守袋文書にみる徳川家光の心理
  7. ^ 山本博文『江戸城の宮廷政治』
  8. ^ 『病が語る日本史』講談社、東京、2008年、169-170頁。ISBN 978-4-06-159886-7 
  9. ^ 篠田達明『徳川将軍家十五代のカルテ』(新潮新書、2005年5月、ISBN 978-4106101199)より。また、『謎解き!江戸のススメ』(BS-TBS、2015年3月2日放送)でも紹介された。
  10. ^ 将軍の肖像画、下絵はリアル 徳川宗家に伝来、研究進む『朝日新聞』「2012年8月8日
  11. ^ “徳川将軍家:家光の駕籠、福井の寺で発見 専門家「驚き」”. 毎日新聞. (2018年7月31日). https://mainichi.jp/articles/20180731/k00/00e/040/208000c 2018年8月5日閲覧。 
  12. ^ 久能山東照宮博物館編集・発行 『博物館資料集2 ―徳川歴代将軍の書画―』(1971年)に15点掲載(白黒写真)。府中市美術館(金子信久、音ゆみ子)編著 『へそまがり日本美術』(講談社、2019年3月14日、ISBN 978-4-06-515046-7)には、『徳川歴代将軍の書画』と重複する1点と、日本美術協会編『葵花余芳』(尚美会、1916年)から転載の1点を含んだ4点を掲載している。
  13. ^ NDLJP:851575。なお、『扶桑画人伝』では「富士山ノ図多シ」としているが、『徳川歴代将軍の書画』『へそまがり日本美術』には掲載されていない。
  14. ^ 徳川家光は「ヘタウマ」画家? 水墨画を公開へ”. 朝日新聞デジタル (2018年12月20日). 2018年12月20日閲覧。[リンク切れ]
  15. ^ 以貴小伝』による。『幕府祚胤伝』では母は玉とある。




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