消極的属人主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 13:48 UTC 版)
消極的属人主義とは、刑法の場所的適用範囲に関する立法主義の一つで、自国民に対する犯罪に対しては犯罪地を問わず自国の刑法を適用するもの。日本の刑法では自国民の特に重要な法益を保護するために刑法第3条の2で一定の犯罪につき消極的属人主義を採用して国民以外の者の国外犯をも処罰することとしている。
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