海賊や海軍での使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 08:37 UTC 版)
紀元前415年から紀元前413年にアテナイのシケリア遠征にて、ギリシャ語でカラスを意味する κόραξ という鍵縄が使用されたが、甲板が動物の皮で覆われていて弾かれた記述がある。こういった道具は、船の索具にひっかけてから引き寄せて、船に乗り込むために使用されていた 。 紀元前36年に初登場したハーパックス(英語版)という船上に備えられた鉤縄を射出して敵の船を引き寄せるバリスタも製造された。 日本にいた海賊では、鉤役という鎖で補強された鍵縄須磨留(すまる)を投げる役割の人間がいた。 この手法は20世紀のソマリア沖の海賊などでも使用される。
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