海上輸送契約とのかかわり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 08:19 UTC 版)
「ヨーク・アントワープ規則」の記事における「海上輸送契約とのかかわり」の解説
本規則は条約ではなく、海上輸送契約の当事者間で共同海損時の精算方法を取り決めるための規則であり、船荷証券や用船契約書に記載することによってその採用を宣言する。 現在では、1974年ヨーク・アントワープ規則を使用するのが国際的慣行となっており、各船社は船荷証券の裏面約款などに共同海損について「1974年ヨーク・アントワープ規則により精算する」旨の記載をしている。ただし船社によっては1994年ヨーク・アントワープ規則を採用している場合もあり、2005年以降は順次2004年ヨーク・アントワープ規則を採用する船社も現れ始めている。
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