浮世又平とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 浮世又平の意味・解説 

浮世又平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/12 09:41 UTC 版)

浮世 又平(うきよ またべい、生没年不詳)とは江戸時代浮世絵師

来歴

吃の又平(どものまたべい)、浮世又平、又平久吉と号しており、大津追分に住んでいたといわれる。大津絵絵師元禄から享保期に作画したとされる。『浮世絵類考』追考によると、「八十八歳又平久吉」と落款した「槍持奴図」があるといわれる。近松門左衛門作の浄瑠璃本『傾城反魂香』に「吃の又平」という絵師が登場しており、岩佐又兵衛と結びついて、以後の混同が生じている。現時点では確証がないが、岩佐又兵衛が風俗画を描いたということによって又兵衛が浮世絵の祖であるという俗説が成立された。

参考文献

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「浮世又平」の関連用語

浮世又平のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



浮世又平のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの浮世又平 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS