注意すべき併用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 10:49 UTC 版)
抗アレルギー薬には併用時、薬物相互作用に注意しておかなくてはならないものがいくつかある。以下は一例である。 ワルファリンとトラニラストを併用すると、肝薬物代謝が阻害され、出血傾向に陥るため、影響が出た場合は併用を中止する。 ラマトラバンとアスピリンを併用することで血漿タンパク質の結合率が低下し、遊離型の血中濃度が上昇するため、影響が出た場合は併用を中止する。 モンテルカストとフェノバルビタールを併用すると、肝薬物代謝酵素が誘導され、血中濃度が低下してしまうので、影響が出た場合は投与量の増加を検討する。
※この「注意すべき併用」の解説は、「抗アレルギー薬」の解説の一部です。
「注意すべき併用」を含む「抗アレルギー薬」の記事については、「抗アレルギー薬」の概要を参照ください。
- 注意すべき併用のページへのリンク