法性寺 (羽生市)
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法性寺 | |
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所在地 | 埼玉県羽生市上新郷5601 |
位置 | 北緯36度10分32.0秒 東経139度30分23.0秒 / 北緯36.175556度 東経139.506389度座標: 北緯36度10分32.0秒 東経139度30分23.0秒 / 北緯36.175556度 東経139.506389度 |
山号 | 清水山 |
宗派 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 慶長9年(1604年) |
開山 | 残哲 |
歴史
1604年(慶長9年)、残哲によって開山された。残哲は忍城の城主成田氏の家臣の息子であり、出家後は当地に庵を結んでいた。1604年(慶長9年)、江戸幕府初代将軍徳川家康は鷹狩で当地を訪れ、残哲を召し出した。そこで、残哲が成田氏の関係者であり、徳川家の菩提寺である増上寺の法統に属することが判明した。この縁により、寺領15石の朱印状を交付し、葵紋の使用が許されることになった。境内には東照大権現を祀る祠があるが、これは家康の恩に報いるために建てられたものである[1]。
交通アクセス
- 新郷駅より徒歩10分。
脚注
- ^ 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年、34-35p
参考文献
- 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年
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