治療薬物モニタリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/07 17:41 UTC 版)
治療薬物モニタリング(ちりょうやくぶつ-,Therapeutic Drug Monitoring, TDM )とは治療効果や副作用に関する因子をモニタリングしながらそれぞれの患者に個別化した用法・用量を設定すること。多くの場合では、血中濃度を測定し解析した結果と臨床所見から投与計画を行う。ただし、薬物血中濃度と治療効果や副作用との間に関係が認められないような薬物などに関しては、この限りではない[1]。薬物治療モニタリングや薬物血中濃度モニタリングなどともいう[2][3][4]。
- ^ “TDM、薬物動態関連の専門用語解説”. 日本TDM学会. 2010年1月11日閲覧。
- ^ “J-GLOBAL:薬物治療モニタリング”. 科学技術振興機構. 2010年1月11日閲覧。
- ^ 水野裕之、前田徹ほか「名古屋市立大学病院におけるTDM対象薬剤投与患者のTDM実施割合 (PDF) 」 、『TDM 研究』第24巻第1号、2007年、 p.p.58、 ISSN 0911-1026、2010年1月11日閲覧。
- ^ “薬物治療モニタリング(Therapeutic Drug Monitoring)”. 国立がんセンター東病院 (2008年5月14日). 2010年1月11日閲覧。
- 1 治療薬物モニタリングとは
- 2 治療薬物モニタリングの概要
- 3 参考文献
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