沖口幸栄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/27 00:12 UTC 版)
沖口幸栄 | |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 京都府 |
生年月日 | 1952年11月16日(72歳) |
選手情報 | |
所属 | 大阪支部 |
登録番号 | 2719 |
登録期 | 37期 |
選手実績 | |
主要獲得タイトル | |
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沖口 幸栄(おきぐち ゆきひさ、1952年11月16日 - )は、京都府出身の元競艇選手。
来歴
津田富士男と同期の37期生[1]としてデビューし、後に弟子の向達哉[2]・繁野谷圭介[3]とペラを叩いた[4]。
1994年には三国のお盆開催の名物レースである「しぶき賞」で優勝するが、その後は2023年の馬場貴也(滋賀)まで29年間も遠征陣の優勝は無かった[5]。
1997年9月の徳山一般「第11回黒神杯争奪戦」から1998年3月の三国一般まで優出7戦連続連対[6] [7]を記録し、1997年9月28日の地元住之江GI「ダイヤモンドカップ競走」では中道善博の2着[8]に入った。
1997年には住之江のSG「第12回賞金王シリーズ戦競走」に追加配分で出場し、12月22日の3日目4Rで平石和男がまくりに行ってターンがやや流れたところを鋭く差して白星を挙げた[9] [10]。
1998年には弟子の向[2]と共に優出した4月6日の住之江「第9回アサヒビールカップ」を逃げ切り[11]、7月12日の戸田「第9回サッポロビールカップ」では田中伸二・瀬尾達也・仲口博崇らをまくって[12]勝利し、GIII企業杯を2勝[7]する。
1998年の第3回オーシャンカップ競走(三国)では7月18日の4日目4Rでコンマ03のトップスタートから一気にまくってシリーズ初白星を挙げ[13] [14]、19日の5日目11R準優勝戦では好スタートのダッシュ3艇を4カドから思い切って仕掛けたところ、ターンが流れ気味となって金子良昭を直にまくりながらも狭いところを差し抜けられるが、市川哲也・太田和美の猛追を何とか凌ぎ切って2着で優出を決める[15]。20日の優勝戦では単独のカマシでトップスタートを決め、1マークでは内を締め込んで内4艇を飲み込んだが、インの松井繁に内からブロックされ、最初にまくった山崎昭生が絶好の差し態勢となる[16]。最終的には松井がぶっちぎりの独走態勢となり、2番手争いで内小回りで山崎を追い詰めるが、山崎が粘り切って3着に終わった[16]。
住之江のSG「第13回賞金王シリーズ戦競走」では初日の3R、8Rとセンター戦で出場者中唯一の連勝を飾り[17]、4日目には予選トップ通過の安岐真人同様シリーズ3勝を挙げたが、2日目・3日目の惨敗が響いて惜しくも準優次点に終わっている[18]。
1999年の唐津SG「第9回グランドチャンピオン決定戦競走」では準優勝戦では差し追走となった守田俊介を2マークで巧みにかわして大嶋一也の2着[19]に入ったが、優勝戦は6号艇から回り込んで5着[20] [21]に終わった。
2000年には9月17日の宮島一般戦「第30回報知エキサイトカップ競走」では新井敏司らを捲って優勝し[22]、12月30日の尼崎一般戦「サンテレビ杯争奪歳忘れ第13回今年もありがとう競走」で前本泰和・野澤大二らを差したのが[23]最後の優勝[24]となった。
2009年4月10日のびわこ一般戦「卯月賞」が最後の優出[25]となった[26]。
2010年6月3日の住之江一般戦「第14回日刊スポーツ杯争奪ブルースターカップ」3日目2Rが最後の勝利[27]となり、同6日の最終日10R特別選抜B戦で弟子の繁野谷[3]の4着[28]に入ったのが最後の出走[27]、同年限りで現役を引退[26]。
引退後は同期の津田や立山一馬[29]、後輩の野添貴裕と共に住之江の場内FM「アクアライブステーション」解説者を務める[30]。
脚注
- ^ “登録37期 選手別通算成績一覧(総合)”. boatrace-db.net/. 2025年5月25日閲覧。
- ^ a b “8月の痛恨ボートニュースまとめ~木村颯さん死去、新田洋一が不適格な航走、出場停止処分、引退~”. sp.macour.jp. 2025年5月25日閲覧。
- ^ a b “住之江競艇”. www.suminoe.gr.jp. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “競艇プロペラ人脈・大阪”. www.kenkyu.co.jp. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “【三国ボート スポーツニッポン創刊75周年記念 第51回しぶき賞】馬場貴也 遠征陣29年ぶり制覇 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. www.sponichi.co.jp. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “【2719】沖口幸栄 1997年 優出一覧”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ a b “【2719】沖口幸栄 1998年 優出一覧”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “1997年9月28日 住之江 12R”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “【2719】沖口幸栄 1997年 全出走結果”. www.boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “KYOTEI(競艇)OFFICIAL WEB[JLC NEWS]KEKKA1 住之江 第12回賞金王シリーズ戦競走(SG)”. 1999年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月19日閲覧。
- ^ “1998年2月18日 桐生 12R”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “1998年7月12日 戸田 12R”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “【2719】沖口幸栄 1998年 全出走結果”. www.boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “KYOTEI(競艇)OFFICIAL WEB[JLC NEWS]KEKKA4 三 国 第3回オーシャンカップ競走(SG)”. 2001年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月25日閲覧。
- ^ “三 国 第3回オーシャンカップ競走 (5日目11R結果)”. 2001年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月25日閲覧。
- ^ a b “三 国 第3回オーシャンカップ競走 (優勝戦の模様)”. 2001年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月25日閲覧。
- ^ “JLC NEWS [住之江 第13回賞金王決定戦競走(SG) 初 日レース結果]”. 2000年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月25日閲覧。
- ^ “JLC NEWS [住之江 第13回賞金王決定戦競走(SG) 4日目得点率ランキング]”. 2000年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月25日閲覧。
- ^ “JLC NEWS [唐津 第9回グランドチャンピオン決定戦競走(SG) 5日目レース結果]”. 2000年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月25日閲覧。
- ^ “JLC NEWS [唐津 第9回グランドチャンピオン決定戦競走(SG) 最終日インデックス]”. 2000年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月25日閲覧。
- ^ “【2719】沖口幸栄 1999年 全出走結果”. www.boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “2000年9月17日 宮島 12R”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “2000年12月30日 尼崎 12R”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “【2719】沖口幸栄 優勝一覧”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “【2719】沖口幸栄 2009年 優出一覧”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ a b “【2719】沖口幸栄 年別成績一覧(総合)”. boatrace-db.net. 2024年5月25日閲覧。
- ^ a b “【2719】沖口幸栄 2010年 全出走結果”. www.kenkyu.co.jp. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “2010年6月6日 住之江 10R”. boatrace-db.net. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “住之江アクアライブステーション| Aqua Live Station Suminoe on X: "#アクアライブステーション #ボートレース住之江 #立山一馬 #野添貴裕 #山田達也 #飯田佳江 #津田富士男 #サンケイスポーツ記者 1/29〜2/3の6日間開催🤩 https://t.co/PhXW9E4mMV" / X”. x.com. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “本日は15時からです! | 植木通彦オフィシャルブログ Powered by Ameba”. ameblo.jp. 2025年5月25日閲覧。
関連項目
- 沖口幸栄のページへのリンク