決死隊とは? わかりやすく解説

決死隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/23 06:04 UTC 版)

決死隊(けっしたい)とは、死傷を被るリスクが高いと考えられるが、それでも戦果が必要と考えられた際に実行される「甚大な被害を覚悟した部隊を使った戦術」である。バンザイ突撃白襷隊などが代表例である。

世界での決死隊

英語では「forlorn hope」(絶望的希望)と言い、元はオランダ語の「verloren hoop」(失われたフープ:失われた軍隊)を翻訳した際の誤訳である。オランダ語でhoopは「希望」も意味するが、軍文書の上では部隊を意味する用語として使われていた[1][2][3]

マスケット銃を使用していた時代、隊列に切り込むボランティア志願兵)の部隊で死傷率が高かったが、生き残った場合は高額の報酬や名誉が得られた為に参加する者たちは多く、この用語はもっとも多く使われた。

フランス語の表現では「 Les Enfants Perdus(The Lost Children:失われた子供たち)」とされる。

現代戦の代表例では、フォークランド紛争におけるイギリス軍銃剣突撃などが上げられる。

東日本大震災における福島第一原子力発電所事故におけるウェットベント作業、また東海村JCO臨界事故における水抜き作業で、計画被ばくを覚悟した職員らは決死隊と呼称されていた。

関連項目

参考文献

  1. ^ Oxford English Dictionary: "forlorn hope"
  2. ^ Kilian, Cornelius (1593). Etymologicum Teutonicæ Linguæ. Antwerp: Jan Moretus (cited in Oxford English Dictionary) 
  3. ^ Merriam Webster: forlorn hope




決死隊と同じ種類の言葉


固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」から決死隊を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から決死隊を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から決死隊 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「決死隊」の関連用語

決死隊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



決死隊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの決死隊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS