水酸化物イオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 03:02 UTC 版)
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水酸化物イオン(すいさんかぶつイオン、英: hydroxide ion)とは、化学式が OH− と表される陰イオンのこと。[1]水の共役塩基にあたり、水 (H2O) や水酸化物が電離すると生じる。かつては水酸イオンと呼ばれた。
金属イオンなどのさまざまな陽イオンと塩をつくり、水酸化物を与える。水酸化物には、水酸化ナトリウム (NaOH) など塩基性(アルカリ性)を示すものが多い。水酸化物イオンの中で、水素と酸素は共有結合でつながっている。一方、アルコールやフェノールなどの有機化合物が持つ OH 構造はヒドロキシ基と呼ばれ、通常、陰イオンとしては遊離しない。
性質
Oは配位原子としては硬いLewis塩基なので、硬いLewis酸と親和性が高い。
イオン積との関係
水酸化物イオンと同じ種類の言葉
イオンに関連する言葉 | マイナスイオン 重クロム酸イオン 水酸化物イオン(すいさんかぶつイオン) プロトニウムイオン カリウムイオン |
陰イオンに関連する言葉 | アニオン 塩化物イオン(えんかぶつイオン) 水酸化物イオン(すいさんかぶつイオン) |
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