気化性防錆紙とは? わかりやすく解説

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気化性防錆紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/19 09:04 UTC 版)

気化性防錆紙(きかせいぼうせいし、英語:Volatile Corrosion Inhibitor paper)は、防錆紙の一種である。 単に防錆紙と呼ばれたり、VCI紙、VCI paper、VCI treated paperなどと呼ばれることもある。 特に非鉄金属を対象とするときには、気化性腐食抑制紙とも呼ばれる。

定義は、「気化性さび止め剤を塗布または含浸した包装紙」とされる[1]

概要

気化性防錆紙の機構は、対象金属を包装することで、紙に塗布または含浸されている気化性さび止め剤が気化し、金属表面に吸着して錆を防ぐものである。

JIS規格

日本産業規格(JIS)は下記の2種類がある。

  • JIS Z 1535(1994)「気化性さび止め紙」
  • JIS Z 0321(1997)「銅及び銅合金用気化性腐食抑制紙」

主なメーカー

注釈・出典

  1. ^ JIS Z 0103(1996)「防せい防食用語」による



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