気仙三観音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 19:03 UTC 版)
大嶽丸の残党と目される三鬼(早虎、金丈、猪熊)の残党退治譚が記された気仙郡の猪川観音(長谷寺)、小友観音(常膳寺)、矢作観音(観音寺)の気仙三観音の勧進由来など、様々な縁起のバリエーションが創出された。これらの根底には『長谷寺霊験記』にみられる東北地方の観音信仰があった。
※この「気仙三観音」の解説は、「奥州七観音」の解説の一部です。
「気仙三観音」を含む「奥州七観音」の記事については、「奥州七観音」の概要を参照ください。
気仙三観音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 07:11 UTC 版)
気仙地方では奥州七観音から派生した田村語りとして、気仙三観音の縁起に大嶽丸の残党と目される三鬼(早虎、金丈、猪熊)の残党退治譚が創出された。岩手県大船渡市猪川町の猪川観音(長谷寺)では「金丈」が、岩手県陸前高田市小友町の小友観音(常膳寺)では「早虎」が、岩手県陸前高田市矢作町の矢作観音(観音寺)では「猪熊」がそれぞれ退治されたと勧進由来で語られる。これらの根底には『長谷寺霊験記』にみられる東北地方の観音信仰があり、時代とともに御伽草子と結び付いたことで、大嶽丸についても様々な縁起のバリエーションが創出された。
※この「気仙三観音」の解説は、「大嶽丸」の解説の一部です。
「気仙三観音」を含む「大嶽丸」の記事については、「大嶽丸」の概要を参照ください。
- 気仙三観音のページへのリンク