民間人の扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 23:05 UTC 版)
柳条湖事件の際、関東軍の長春守備連隊は関東軍司令部の命令でわずか50人ほどの守備兵を残して総出で奉天に向かおうとした。奉天が早期に制圧されたため実際に出動することはなかったが、長春郊外には数千人規模の中国軍が存在しており、出動していれば居留民は非常な危険にさらされたろう。後でこの事を知った長春居留民は憤慨し長春居留民会役員の小沢開作(音楽家小沢征爾の父)は「居留民を犠牲にするつもりだったのか」と関東軍幹部に詰め寄ったが、石原莞爾は「皮を切らせて骨を断つ戦法だ」と答え平然としていた。
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