母音減少
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 02:47 UTC 版)
ツンドラネネツ語(および姉妹語の森林ネネツ語)の文献の多くでは、いわるゆ「減母音」について言及されている。この減母音は、強勢部にあるか非強勢部にあるかで、2つの異なる質のものに区別される。強勢部では⟨ø⟩と表記され、潜在する母音の減少異形を表し、非強勢音節では⟨â⟩と表記され、/a/の減少異形を表す。しかし、最近、減母音は実は短母音であり、それぞれ長母音と対になっていることがわかった。今日、⟨â⟩は単に⟨a⟩に置き換えられ、⟨ø⟩は短母音として表される。(ただし正字法の中では短母音とは明記されない。)
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