武当派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 07:54 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動武当派(ぶとうは)は、武俠小説などにおいて名門の一派として登場する中国武術の一派。張三丰(太極拳の創始者に仮託されている)が創設したとされる。武当山を本拠とする。
武俠小説の武当派
武当派奥義
達人
現実の武当派
武当山に残存する武当太極拳は、当然であるがわざわざ武当派と言うことは無い。現在の現実の武当派は、武当山の拳法(張三丰の内家拳法・太極拳法などの内功武術)を源流、または、取りいれた武術一派のことであり、楊式太極拳や武式太極拳、八卦掌などの多くの武術においても、武当山を源流、またはその技法等を取り入れたとする門派の場合は、自らを武当派と称する場合がある。例えば、南京中央国術館の六合八法拳、太極拳、形意拳、八卦掌を武当山発祥として分類し、武当門の門長に楊氏太極拳三世の楊澄甫を就任させるなどして、その門派を武当門としてまとめたのも、武当派としての実際である。
楊式太極拳においての武当派は、楊家太極拳の創始者楊露禅により、武当太極拳の一〇八式が楊家太極拳一〇八式として編成され、それを、その孫である楊澄甫が編成した楊家八十五式などが、現在、世界各国の華僑の一部で、古式楊式太極拳として伝承されている[1]。
脚注
- ^ 書籍《簡化24式太極拳で骨の髄まで練り上げる技法》P71 「十三勢」より引用
参考文献(出典)
- 王政樹(著)『簡化24式太極拳で骨の髄まで練り上げる技法』エムジーエフ出版、横浜、2014年。ISBN 9784990761004。
関連項目
武当派
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「カンニング・モンキー 天中拳」の記事における「武当派」の解説
任一符(二十面相/ヤン・イァッフー) - 「武当派」のボスで、変装の達人。毒薬を塗った投げナイフと鎖鎌が武器。リュウ(妹)に好意を抱いて迫るが、返り討ちに遭ったために毒ナイフを突き立て、昏睡状態におちいらせた。辮髪はかつらで、コウに奪われてヌンチャクのように使われた(ブルース・リー作品のパロディ)。コウの「カンニング」による急成長に恐れをなして間合いをとった際、「神州警備隊」の旗竿が後ろにあるのに気づかず、そこに体を突き刺して絶命。
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