正六百胞体
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 03:20 UTC 版)
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正六百胞体(せいろっぴゃくほうたい,Regular hexacosichoron)とは、 四次元正多胞体の一つ。600個の正四面体からできており、三次元の正二十面体に相当する。標準正多胞体ではない。
- 胞(構成立体[要校閲]):正四面体が600個。
- 面:正三角形が1200枚。各面には正四面体2個が集まる。
- 辺:720本。各辺には正三角形5枚、正四面体5個が集まる。
- これは正二十面体の各頂点に辺5本、正三角形5枚が集まることに相当する。
- 頂点:120個。各頂点に辺12本、正三角形30枚、正四面体20個が集まる。
- これは正二十面体が12個の頂点、30本の辺、20枚の正三角形を持つことに相当する。
- 双対:正百二十胞体
- シュレーフリの記号:{3,3,5}
頂点座標
120個の頂点の座標は次の通り[1]。ここで φ は黄金比 (1+√5)/2 である。
- (±1, ±1, ±1, ±1) (複号任意)の全ての置換 16個
- (±2, 0, 0, 0) (複号任意)の全ての置換 8個
- (±φ, ±1, ±φ-1, 0) (複号任意)の全ての偶置換 96個
脚注
- ^ 宮崎興二『4次元図形百科』丸善出版、2020年、104頁。ISBN 978-4-621-30482-2。
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