歌川貞広_(2代目)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 歌川貞広_(2代目)の意味・解説 

歌川貞広 (2代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/25 00:02 UTC 版)

二代目 歌川貞広(にだいめ うたがわ さだひろ、天保9年〈1838年〉 - 明治41年〈1908年3月15日)とは、江戸時代末期から明治時代にかけての大坂浮世絵師、画家。

来歴

初代歌川広貞の門人。本姓は三谷、俗称は又三郎。昭皇亭と号す。初名を広兼と称した。三味線の名手鶴沢又吉の子で大坂島の内に生まれる。のち三津寺筋中橋に住む。はじめ円山派の藪長水に絵を学んだが、後に広貞の門人となる。作画期は元治元年(1864年)から没年にかけてで、役者絵や大坂の名所絵、芝居の看板絵を描く。明治14年(1881年)からは大阪朝日新聞の社員となり、新聞の挿絵を描いている。享年71。墓所は天王寺区の下寺町光明寺、法名は高誉貞広禅定門。息子の三谷晴彦は陸軍中尉となったが、日中戦争において戦死している。門人に湯川松堂がいる。

作品

参考文献

  • 湯川松堂 「恩師三谷貞広」 『郷土研究 上方』(第11巻) 新和出版社、1969年 ※壱百参拾八号所収。復刻版、原著は昭和17年(1942年)6月刊行
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※118頁
  • 国際浮世絵学会編 『浮世絵大事典』 東京堂出版、2008年 ※61 - 62頁



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「歌川貞広_(2代目)」の関連用語

歌川貞広_(2代目)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



歌川貞広_(2代目)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの歌川貞広 (2代目) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS