樹法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/10 10:21 UTC 版)
樹枝はまず立幹(りっかん)、幹から描く。これには上から下へ筆を運ぶ方法、下から上へ筆を運ぶ方法がある。前者は描きやすく、後者は樹木の生長の点から見て理に叶っている描法である。次に発枝、枝をつけ、最後にさまざまな点法を用いて樹木の種類に応じた葉を加え、輪郭を描くものを夾葉と呼ぶ。枝の描き方には鹿角枝画法(枝の先が鹿の角のように上へ分かれて伸ばす画法)、蟹爪枝画法(蟹の爪のように下に拡げる画法)、露根法(土や岩に根を張った姿を描く)などがある。
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