楢己智は大楢君素止奈か
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/25 23:38 UTC 版)
佐井寺僧道薬墓出土品のうち道薬の墓誌(奈良国立博物館所蔵)、表面(左)と裏面(右) ウィキソースに銀墓誌「和銅七年二月廿六日命過」在銘の原文があります。 昭和33年(1958年)、奈良県天理市で墓誌と骨蔵器が発見された。その銀製の墓誌には次のようにあった。 (表)佐井寺僧 道薬師 族姓大楢君素止奈之孫(裏)和銅七年歳次甲寅二月廿六日命過 佐井寺の僧の道薬は、大楢君素止奈の孫である、という意味である。楢の字から楢氏との関係が示唆されるが、はっきりとしたことは分からないという。発見された墓誌と骨蔵器は重要文化財に指定され、現在奈良国立博物館が所蔵する。
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