桔梗屋 (秋田県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 桔梗屋 (秋田県)の意味・解説 

桔梗屋 (秋田県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/29 00:25 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
桔梗屋
略称 桔梗屋
本社所在地 日本
秋田県能代市畠町6-8
設立 1592年(文禄元年)
事業内容 和菓子の製造・販売
代表者 武田吉太郎(19代)
関係する人物 武田信昌
外部リンク http://www.chuokai-akita.or.jp/okasi/okinaame/index.htm
テンプレートを表示

桔梗屋(ききょうや)は、秋田県能代市畠町にある文禄元年(1592年)創業の老舗和菓子造業者。伝統的な銘菓、「翁飴」を製造している。

概要

甲斐武田氏宗家武田信昌の分流常陸青柳武田弘吉の孫信興が、加賀宮の腰(現石川県金沢市金石町)で饅頭の製造を始め、その後野代(現在の能代市)に移住し創業した。四世紀を越す歴史を持つ能代では最も古い菓子屋であり、かつては久保田藩の御用菓子商も承り、名字帯刀を許されていた。[1]

1812年(文化9年)研究の末に和菓子「翁飴」を開発し、以降代々一子相伝の伝統的な製法で製造を続けている。

沿革

  • 天正年間 加賀宮の腰(現石川県金沢市)で饅頭の製造を始める
  • 1592年(文禄元年)野代(現能代市)に移住し、屋号を「宮腰屋」と称し創業
  • 1812年(文化9年)屋号を「桔梗屋」と改称、「翁飴」を開発する
  • 1951年(昭和26年)戦争の影響で停止していた翁飴の製造を再開

翁飴

14代目吉太郎が自家製の麦芽糖化水飴を固形化することを思い付き、研究の末に作り出した和菓子。 淡い琥珀色をした透明感のある羽二重餅のような見た目であり、とろみのあるゼリー状になっている。

滋養があるということで長寿を願う意味から「翁飴」と命名された。

原料はもち米と大麦のみを使用し、秘伝とされる伝統的な製法で代々手作りされている。

受賞歴

全国菓子大博覧会
  • 副総裁賞 - 第16回
  • 有功大賞 - 第17回
  • 有功大賞 - 第18回
  • 有功大賞 - 第19回
  • 無鑑査賞 - 第20回
  • 無鑑査賞 - 第21回
  • 菓子博栄誉賞 - 第22回
  • 最高賞・名誉総裁賞 - 第23回

出典

  1. ^ 桔梗屋 お店について”. 2019年3月14日閲覧。

外部リンク

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「桔梗屋 (秋田県)」の関連用語

桔梗屋 (秋田県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



桔梗屋 (秋田県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの桔梗屋 (秋田県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS