桐院春時(とういん はるとき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 00:19 UTC 版)
「明治緋色綺譚」の記事における「桐院春時(とういん はるとき)」の解説
鈴子の兄。没落華族の桐院家の次子で長男。19歳。妾腹であることから姉の夕香には辛く当たられ、少年期には父の借金のかたに好事家の男相手に男娼をさせられ、実母には恨み言を吐かれながら目の前で割腹自殺をされ、家を憎みながら歪んで育った。幼く無邪気だった鈴子に屈託なく慕われたことを唯一の救いとしており、家族愛とはまた違う形で彼女を愛し、養子である鈴子とは血縁がないこともあり「花嫁にしたい」と語っている。
※この「桐院春時(とういん はるとき)」の解説は、「明治緋色綺譚」の解説の一部です。
「桐院春時(とういん はるとき)」を含む「明治緋色綺譚」の記事については、「明治緋色綺譚」の概要を参照ください。
- 桐院春時のページへのリンク