桃李言わざれども下自ずから蹊を成す
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:00 UTC 版)
「李広」の記事における「桃李言わざれども下自ずから蹊を成す」の解説
李広は清廉な人物であり、泉を発見すれば部下を先に飲ませ、食事も下士官と共にし、全員が食事を始めるまで自分の分には手をつけなかったという。後に司馬遷はこの人柄について触れ、「桃李言わざれども下自ずから蹊を成す」(とうりものいわざれどもしたおのずからみちをなす)(桃や李(スモモ)の木は何も言わないが、その下には自然と人が集まって道ができる)と評した。 なお、日本の大学である成蹊大学や大阪成蹊大学などの名はこれを出典とする。俳優の松坂桃李の名前の由来のひとつでもある(読みがなは「とおり」)。
※この「桃李言わざれども下自ずから蹊を成す」の解説は、「李広」の解説の一部です。
「桃李言わざれども下自ずから蹊を成す」を含む「李広」の記事については、「李広」の概要を参照ください。
- 桃李言わざれども下自ずから蹊を成すのページへのリンク